グリコーゲン〜美容と栄養〜
グリコーゲン(glycogen)はグルコース(ブドウ糖)が、
たくさんつながっている多糖類です。
動物の肝臓・筋肉などに含まれています。
グリコーゲンとは、肝臓や筋肉に含まれていて、
動物性のでんぷん多糖類の1種です。
グリコーゲンは、ブドウ糖に変化しますので、
エネルギー源として大切な役割をもっています。
生体のエネルギー源で、グリコーゲンの生成と
分解はホルモンなどの作用で平衡が保たれる。
グリコーゲンは日本語で糖源とも言われます。
肝臓の働きを活発にし、ホルモンを正常に機能させて
体に活力を与えるという働きも知られているグリコーゲンですが、
一般的にグリコーゲンは、私達が食物から摂った
エネルギーを、グリコーゲンの形で肝臓に一時蓄えて
おくというように、エネルギー貯蔵物質としての
働きがあります。
糖分の貯蔵手段としてはほかに、
脂肪とアミノ酸という形によるものがありますが
脂肪酸という形でしかエネルギーを取り出せない脂肪や、
合成分解に窒素代謝の必要なアミノ酸と違い、
グリコーゲンは直接ブドウ糖に分解できるという
利点があります。