マテ茶〜美容と栄養〜
マテ茶は南アメリカで日常的に飲まれているお茶です。
コーヒーや紅茶・緑茶などのお茶と並んで、
世界三大ティーと呼ばれるほどポピュラーなお茶です。
かつて、南米の山岳地帯では肉類が中心で
野菜が欠乏しがちだったにも関わらず、住民が
健康だったのはこのお茶によって必要な栄養が
補給されていたからです。
マテ茶にはキサンチンの一種であるマテインが含まれています。
マテインはカフェインに似たアルカロイドで、
その成分はテオブロミンとテオフェリン。
血管拡張作用などがあり血液の環境をよくするため、
中枢神経のシステムに 刺激を与えて活性化させ、
注意力や考えをまとめる力などを活発にします。
この働きはカフェインに似ていますが、
大きな違いはカフェインのように眠気を妨げるような
作用がないということ、また内蔵に負担をかけない。
また、中枢神経に働きかけて食欲を抑制したり、
利尿作用を高めるなど、ダイエット効果もあります。
「飲むサラダ」「ミラクルティー」と言われるほど、
ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。
強壮作用や整腸作用、利尿作用もあります。