ケロイド
ケロイドとは、火傷や怪我、手術などで、
皮膚が損傷を受けたあとに発生するもので、
やけどなどの傷が治りにくかったり、傷痕が化膿したり、
傷に異物が混入するなどして、赤くもりあがってしまった状態をさす。
ケロイド出来る背景には遺伝的な素因が強く関与しており、
出来やすい人では虫刺されやニキビなどでもケロイドが生じる。
ホルモンやアレルギーとの関連も指摘されている。
外科的な治療も可能であるが、ケロイドの性質上元よりも
大きな瘢痕を残してしまうことなどもあり、難しい。
一般的にはステロイド剤の内服や注射、
圧迫などの保存療法が主である。
また、「蟹足腫」とも呼ばれ蟹の足のように次第に大きく広がってゆく。